
鹿児島県の特産品・お土産・神社仏閣・観光
47都道府県ガイド
鹿児島は、土壌の多くがシラス台地(火山噴出物堆積物)です。水はけがよすぎて稲作に向かない。その制約が、この県の食をつくりました。
特産品
さつまいもの収穫量は全国一。黒豚を含む豚の飼養頭数も全国一です。
この二つはつながっています。稲ができない土地でさつまいもをつくり、そのくずを豚の餌にし、さらに麹と合わせて焼酎を仕込んだ。一つの作物から、主食も肉も酒も出ている。本格焼酎の蔵元数は全国一です。不利が一つの体系になっています。
黒牛(和牛の飼養頭数全国一)、ぶり、かつお節(枕崎市は主要産地)、さつま揚げ。
お土産
薩摩焼の黒ぢょか、かるかん、けいはん。そして本場大島紬。
大島紬は、奄美大島の泥で染める「泥染め」で知られます。テーチ木の液で染めた糸を、鉄分の多い泥田で何十回ももみ込む。化学反応でしか出ない黒です。
神社・お寺
霧島神宮(霧島市)は、天孫降臨の伝承にちなむ神社で、本殿などが国宝です。
霧島神宮は、霧島山の噴火で何度も焼失し、そのたびに場所を変えながら再建されてきました。いまの社殿は1715年、島津氏の寄進で建てられたものです。熊本の阿蘇神社も同じですが、南九州の信仰の場は、火山とともにあることを前提にしています。
鹿児島神宮(霧島市)は、浦島太郎伝説の原型とされる山幸彦(やまさちひこ)の神話にちなむ神社。
島津氏の菩提寺跡、奄美のアシャゲとノロ信仰。
観光
屋久島は、1993年、白神山地とともに日本で最初の世界自然遺産に登録されました。縄文杉などの屋久杉が知られます。
桜島(いまも活動を続ける火山)、仙巌園、指宿の砂むし温泉、奄美大島(世界自然遺産)、知覧。
伝統工芸
薩摩焼は、文禄・慶長の役ののちに朝鮮半島から来た陶工によってはじまったとされます。山口の萩焼、佐賀の有田焼と同じ経緯です。白もん(献上用の白い薩摩)と黒もん(庶民の日用品)に分かれていたのは、長崎の三川内焼と波佐見焼と同じ構図です。
詳しくは 【VILLAGE通信 vol.8】白もんと、黒もんと
この県の記事
参考:鹿児島県、鹿児島市、霧島市、指宿市、奄美市、国税庁、農林水産省、文化庁、伝統的工芸品産業振興協会 ——Value Village編集部




