機能性表示食品は、1万件を超えています
届出番号の読み方
コンビニでもドラッグストアでも、「機能性表示食品」の文字を見ない日はありません。
どれくらいの数があるのか。
累計 1万件超
消費者庁の届出データベースでは、2026年4月時点で累計 10,780件の届出が公開されています。
制度が始まったのは2015年。十数年で万単位です。
三つの制度を、混同しない
日本の「保健機能食品」には三つあります。これを分けて覚えると、売り場の見え方が変わります。
- 特定保健用食品(トクホ)――国の許可制。国が個別に審査して許可します
- 栄養機能食品――規格基準型。ビタミンやミネラルなど、国が定めた基準に合えば表示できます
- 機能性表示食品――届出制。事業者が自らの責任で根拠をとりまとめ、消費者庁に届け出ます
機能性表示食品は、国が審査して「認めた」ものではありません。ここは、この制度でもっとも誤解されやすい点です。
では、何が優れているのか
「誰でも、根拠を読める」ことです。
パッケージには必ず届出番号が印字されています。その番号を消費者庁のデータベースで検索すると、次のものがそのまま出てきます。
- 機能性の根拠(臨床試験なのか、研究レビューなのか)
- 安全性の考え方
- 生産・品質管理の体制
- 健康被害の情報収集体制
広告を信じるかどうかではなく、元の資料を見に行ける。これはかなり強い仕組みです。
制度は、見直されました
2024年の一件を受けて、届出制度は見直されています。健康被害情報の報告義務化、GMPに準じた製造管理、表示ルールの明確化などです。
詳しくは「機能性表示食品は、何が変わったのか」に書きました。
この村の、姿勢
Value Villageは化粧品から始まった場所ですが、健康食品も同じ棚に並ぶことになります。
そのとき、「この商品はどの制度のものなのか」を先に書くことをルールにします。
効き目を大きく言うことより、何に基づいているのかをはっきりさせることのほうが、最後に信用になると考えています。
参考:消費者庁「機能性表示食品制度届出データベース」、消費者庁「保健機能食品制度」
※この記事は制度を紹介するものであり、特定の商品の効果を謳うものでも、疾病の診断・治療・予防を目的としたものでもありません。
——Value Village編集部