
日本の食の輸出は1兆7,005億円
13年連続で過去最高
海外のスーパーで日本のお茶や和牛、ホタテを見かけることが珍しくなくなりました。農林水産省が2026年2月に公表した2025年の輸出実績から、日本の食がどこまで外へ出ているのかを読みます。
1兆7,005億円、前年比12.8%増
2025年の農林水産物・食品の輸出額は1兆7,005億円で、前年から1,934億円(12.8%)増えました。13年連続で過去最高の更新です。内訳は農産物が1兆1,008億円(12.1%増)、水産物が4,231億円(17.2%増)、林産物が735億円(10.1%増)、少額貨物が1,031億円でした。
2025年の農林水産物・食品の輸出
・総額 1兆7,005億円(前年比+12.8%)
・農産物 1兆1,008億円/水産物 4,231億円/林産物 735億円
・輸出先上位 米国 2,762億円、香港 2,228億円、台湾 1,812億円、中国 1,799億円
伸びた品目
品目別では、牛肉が約731億円(12.8%増)、ホタテ貝が約564億円(39.8%増)と伸びました。米国向けでは緑茶や牛肉への需要が強かったとされています。緑茶の伸びについては、抹茶ラテとスイーツが引っ張った720億円の記事で詳しく紹介しました。
外食と、旅の記憶
輸出の伸びの背景には、海外の日本食レストランの広がりや、訪日旅行で日本の味を知った人の存在があります。海外の日本食レストランの数は18万1,000店。旅先で食べたものを、帰国後も探して買う。そんな流れが、数字の積み重ねにつながっています。
参考:農林水産省「2025年の農林水産物・食品の輸出実績」(2026年2月3日公表)
——Value Village編集部




