ブルーベリーをのせたヨーグルト

2026年、世界は「腸」と「たんぱく質」を見ている
食のいま

食のトレンドは毎年入れ替わりますが、2026年に共通して挙がっている言葉はわりにはっきりしています。腸と、たんぱく質です。

腸への関心

市場調査会社Innova Market Insightsの報告によれば、消費者の59%が腸の健康は全身にとって非常に重要だと考えており、機能性成分を含む製品の購入が増えています。かつては消化の話として扱われていた領域が、全身の状態と結びつけて語られるようになった、という変化です。

植物性は「模倣」から「栄養」へ

植物性食品の位置づけも変わりつつあります。従来の中心は、肉や乳製品にどれだけ似せられるかという模倣の軸でした。いまは、植物由来のたんぱく質そのものの栄養価を目当てに選ぶ層が増えているとされます。

  • 新製品でもっとも使われている植物性たんぱく質は、えんどう豆由来のもの
  • そら豆、ひよこ豆なども伸びている
  • 「本物に似ているか」より「何が摂れるか」が判断軸に

自分でつくる、という潮流

もうひとつ挙げられているのが、いわゆる「trad」な暮らしへの関心です。パン、バター、漬物、保存食、発酵食を自分の手でつくる様子がSNSで共有され、若い世代がそこに引き寄せられている。調査では3人に1人が、自分の健康について以前より自立的になったと回答しています。

腸内環境、発酵、保存食。どれも新しい概念ではなく、むしろ日本の食卓が昔から持っていたものです。世界が向かっている先が、こちらの台所の見慣れた風景と重なっているのは、なかなか愉快なことです。

日本の菓子についてはこちらの記事で。

参考:Innova Market Insights

——Value Village編集部