緑茶の淹れ方について、よくある誤解は?
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緑茶は世界的に広がりましたが、「苦い」「渋い」という感想も多く、淹れ方の質問が絶えません。日本茶は種類によって適温がまったく異なり、それが味を決めます。
種類別の目安
| 種類 | 湯温 | 茶葉(1人分) | 抽出時間 |
|---|---|---|---|
| 玉露 | 50〜60℃ | 3g(湯20〜30mL) | 2〜2.5分 |
| 上級煎茶 | 70℃前後 | 2〜3g(湯60〜80mL) | 1.5〜2分 |
| 普通煎茶 | 80〜90℃ | 2〜3g(湯90〜100mL) | 1分 |
| 深蒸し煎茶 | 70〜80℃ | 2〜3g | 30秒〜1分 |
| ほうじ茶・玄米茶・番茶 | 熱湯(95〜100℃) | 3g | 30秒 |
- 温度の目安は日本茶業中央会などの案内に基づきます。沸騰した湯を湯冷ましや別の器に移すごとに約10℃下がるのが、日本の生活者の間で共有される温度調整の目安です。
- 緑茶のカフェインは煎茶浸出液100mLあたり約20mg(コーヒーの約3分の1)、玉露は約160mgと高めです(日本食品標準成分表)。
- 国内の茶の生産量は約7.5万トン(令和5年)、うち静岡・鹿児島で7割以上を占めます(農林水産省)。
【要検証】カフェインの数値は日本食品標準成分表(八訂)の「浸出液」の項で、生産量は農林水産省「作物統計」で確認してください。
誤解1|二煎目は出がらしで飲む価値がない
一煎目で旨みの成分が出た後、二煎目はやや高い温度で短時間にすると、渋みと香りのバランスが変わります。三煎目まで楽しむのが一般的です。
誤解2|茶葉は多いほど濃くておいしい
多すぎると渋みが先に出ます。 1人分2〜3g(ティースプーン1杯)が目安です。
誤解3|急須に茶葉を残しておいて次に使う
湿った茶葉を放置すると雑菌が増え、風味も落ちます。 淹れ終えたら茶葉を捨て、急須を洗います。
誤解4|茶葉は冷蔵庫に入れるのが一番
未開封なら冷蔵・冷凍は可ですが、開封後に出し入れすると結露で湿気ます。 開封後は密閉容器で常温の暗所に、1か月程度で使い切るのが目安です。
誤解5|水出し緑茶は薄いだけ
水出しは低温のため渋み(カテキン)とカフェインが出にくく、旨み(テアニン)が出ます。 味の性質が違うだけで、薄いわけではありません。冷蔵で抽出し、その日のうちに飲みきるのが衛生上の目安です。
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出典
- 公益社団法人日本茶業中央会「お茶のおいしい淹れ方」
https://www.nihon-cha.or.jp/
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」(し好飲料類・浸出液)
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html
- 農林水産省「茶をめぐる情勢」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/cha/ocha.html
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食材によっては十分な加熱が必要です。生食は、生食用として流通しているものに限ってください。アレルギーのある方は、原材料をご確認ください。
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